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マスコミ記事
われらエコ企業(日刊工業新聞)
2001年 09月 21日
われらエコ企業(日刊工業新聞)
010921.gif岡田電気工業はブラウン管などの検査装置メーカー。大手電機メーカーが顧客で、小規模ながらも確実に収益を確保してきた。付加価値の高い製品群を手掛けてきた半面「いわゆる『一品料理』の製品ばかりで、国内は今後減少する」(岡田社長)と判断、「独自製品で独自市場を開発する知的メーカー「環境」であり「健康」だ。同社の核になる技術は「熱」と「制御」。本業のノウハウを組み合わせ、新分野への進出を模索した。
その第1号が熱収縮フィルムをPETボトルなどに装着するシュリンク装置。充填後のポトルにPETやOPS(二軸延伸ポリスチレン)フィルムを装着する工程には、ほぽ100% 蒸気炉が採用されている。これは仕上がり状態が良好な半面、装置が大がかりで環境負荷も大きいという弱点がある。しかも外気温度が変化するたび、微妙な温度調整が必要で、デジタル管理できないのがネックだった。
同社の装置は熱風を循環させてフィルムをシュリンクさせる仕組み。制御部はコンパクト化して本体下部に設置した。
また表示部には大型タッチパネルワークに応じた温度制御が簡単にでき、オンライン化を可能にした。この結果、温度管理をはじめすべてのデータが一元管理され、生産活動にフィードバックされる。装置だけでなくメンテナンスコストも大幅に低減できるとみている。条件設定を変更しやすいので、生分解性フィルムなどの新しい素材にも対応しやすい。この10月から経営革新計画」をスタートさせる。向こう3年間の目標を細かく定めたもので、この規模の企業としては異例のことだ。最大のポイントは環境分野への進出を含む新規顧客の開拓。「熱」ノウハウを持つ強みがあり環境分野でも生かせそう。