
ハリマ産業新聞
2001年 10月 25日
ハリマ産業新聞
新製品展示、販売に国際総合産業見本市に出展
調整や管理に使うコストを縮小
関西最大級の国際総合産業見本市「国際フロンティア産業メッセ2001」が九月二十六日から二十八日の三日間、神戸国際展示場で開かれ、関西の企業や研究機関など六十四が各ブースに分かれ、新製品や研究結果を展示した。中でも岡田電気工業は新開発した収縮ラベル装着装置(シュリンク装置)を展示しデモンストレーションを行った。
同社は従来、ブラウン管の検査装置メーカーとして技術を確立していたが、フィルムラベル加工分野に打って出たもの。
新製品はPETやOPS(二軸延伸ポリスチレン)フイルムなどの熱収縮フィルムを高速かつ効率よく装着できるシュリンク装置で、同メッセに出展すると同時に飲料水メーカーなどに対し受注活動を開始した。従来の大きな装置は装置内の温度管理が難しく外気温に併せた設定変更が必要だったが、新製品は半分ほどの大きさで、特許申請中の技術を使い微妙な温度調整が可能になった、という。岡田社長は「新製品のメリットは、調整や管理に使うコストを縮小し、省エネ効果も大きい。当社従来の検査装置は大手電気メーカーが顧客だが、国内市場はこれから縮小する。下請けの形でなく、独自製品で独自の市場を開拓しなければ生き残れない」。新製品の今後の展開には「顧客の細かい二ーズと社員のアイディアとを組み合わせて、フィルム装着前後の工程で傷がないかどうか検査できるようにしてより付加価値をつけていきたい」と意欲的に語った。


